ネクスタントの商品のプリント見本を紹介します。
商品のイメージがわくように写真素材や複雑な配色の柄の素材を選びました。画像で見ていただけるとおり、色彩の表現力は抜群です。

※プリント生地のサムネイルをクリックすると拡大してご覧頂けます。(別窓)

比較してください。生地による発色の違い。

ブロード

ブロード

ハンカチなどに使う生地で織り糸が細い薄手の生地ですが、生地のキメが細かいので細かい色表現をする時などに適しています。 綿生地ですので光沢は望めませんが、その分落ち着いたトーンの発色となります。

 

レーヨン

レーヨン

美しい光沢と、絹のようになめらかな手触りが特長のレーヨンに当社のインクジェットのインクを乗せると、発色がよくコントラストが際立つので華やかな印象になる反面、若干黒っぽさが浮き出てきます。 くすむほどまでにはなりませんが、気になる場合は色校正にてご確認ください。 また他素材のプリントと比較しないと分かりませんが、わずかに色がにじむ可能性がありますので細かい配色の柄には適さないかもしれません。

 

比較してください。ラミネートコーティングによる発色の違い。

ノーマル

ノーマル

綿生地プリントは落ち着いたトーンの発色です。

コート系ラミネート加工

コート系ラミネート加工

ご覧のようにコート系のラミネート加工をすると発色の輝きが変わってきます。 各々の色の個性が際立ち、目を引く色彩をリクエストされるケースでは有効な手段です。 ファッション誌の表紙などで使用される紙印刷物のPP加工と同じような効果を、綿生地にもたらすのです。 もちろん防汚効果、撥水効果、耐久効果も備えています。

グラデーション

デザイナーの寺田弥生さんの作品、「花娘」

デザイナーの寺田弥生さんの作品、「花娘」の中からダリア娘とバラ娘に登場してもらいました。 「花娘」とは花をモチーフに描かれた娘キャラクターで、その数なんと160人。 いずれ劣らぬ個性で、見る人を楽しませてくれます。 数ある中からこの二人に登場してもらったのは、花びらのグラデーションの表現力をご覧頂くため。 キャラクターの個性を原画どおりに引き立てるのも、繊細なプリント技術の役目のひとつなのです。

樹脂含浸 —- 特殊な技術でハリとカタさを持たせる。

トートバッグなどで使用する生地は厚手のものが多いですが、インクジェットプリントの場合は、帆布11号くらいまでの生地が印刷素材としては適切です。 そこで製品にコシやハリを持たせるため、樹脂含浸加工をするケースが増えてきました。 風合いや色の調子はそのままに、生地にカタさを持たせる「堅仕上」という技術です。 洗濯してもアイロンがけでハリ・コシが元にもどり、ラミネートコーティングまではいきませんが、新しい素材感の仕上がりと防汚効果が望めます。ちょうど洗濯のりを施したような風合ですので、オリジナルトートやテーブルクロス等の企画にぜひお試しください。 人体への安全性も確認されている材料を使用しており、大手企業様も含め安心してご選択頂いております。こうした安全性についての情報開示もネクスタントでは誠心誠意取り組んでいます。

エンボス生地にもプリント

麻生地や、カラミのような織り柄のある生地にもインクジェットプリントできます。 鮮明なラインや細かい柄を原稿に忠実に表現する場合には、エンボス系の生地はお勧めしませんが、生地の風合いを生かしながらデザインを表現するときなどにはうってつけのプリント方法です。

 

 

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オックス、カツラギ、シーチング、サテン、ブロード、帆布、ビエラ、カラミ、ブッチャー他、布印刷に使う生地をご紹介しています。ぜひご参考になさって下さい。 >>染色する生地一覧は下記アイコンよりどうぞ

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